職場からほど近い農産物直売所に米を買いに行ったついでに、店内を物色していたら「セリ」が有ったので久し振りに「セリの油炒め」を作ってみようと思い、買ってきてみました。
新潟は農業県なので県内随所にこういう施設が有り、地元の旬の野菜がとても安く手に入ったりしますのでとても助かります。やはり「地産地消」が一番なのです。
あると助かる。「常備菜」を作ろう!
「常備菜」とは、 「作りおき」の効くおかずのことで、時間のない朝は勿論作りおきしておくことで弁当のおかずやおつまみに良いおかずです。
食材や味付けにも寄りますが冷蔵庫で保存して三日以内に食べるようにします。
個人的に良く作るのは「煮菜」だったり、「切り干し大根の炒め煮」やキンピラごぼう、きのこの油炒めだったりします。
弁当のおかずや酒のつまみにもう一品、って時にも便利ですが朝の時間がない時に「常備菜」があるとご飯がはかどります。
さて今回作るのは「セリの油炒め」ですが、作り方は簡単。切ったセリと油揚げと糸こんにゃく(つきこんでも良い)をサラダ油で炒め、めんつゆと酒と少々の水を加え、煮詰まるまで炒め煮にするだけ、と超簡単です。
洗ったセリを包丁で切るんだが、失敗した。上の写真で包丁を当てている所から右の部分の茎は使わなければよかったです。旬も終わりなものだから茎が固くて後で取り除くのが大変だった。(笑)
切ったセリとしらたき、油揚げにタネを抜いた鷹の爪一本を一緒にしておきます。鍋にサラダ油を敷いたら、全投入。
日が通るに従ってかなりかさが減りますので、「ちょっと多すぎたかな?」と感じる程度で丁度いいのです。
火が通ってしんなりとしてきたらめんつゆや醤油、酒を加えて味付けします。セリからも水分が出て来ますが、少々の水も加えて炒め煮し、最終的に煮詰めていきます。最後にごま油を香り付け程度に回し入れたら良くかき混ぜて完成です。
茶色くて見た目は悪いですが完成です。個人的には「煮菜」と同じで冷たくなってからが好きですね。これで朝からモリモリとご飯が食べられるのです。
今回はセリでしたが、この「◯◯+油揚げ+しらたき(つきコン)」の組み合わせは黄金の組み合わせでして、◯◯の中は旬の食材を使っても楽しいです。味付けは共通で、めんつゆと醤油と酒(料理酒でも可)です。
今の時期でしたら、細かく切ったウドとかも香り高くていいですね。舞茸とかしめじとかでも美味しかったです。「切り干し大根」もこれで行けますが、切り干し大根は味をたっぷり含むので少し薄味にした方が良いでしょう。
「◯◯+油揚げ+しらたき(つきコン)」 の◯◯を「塩抜きした塩漬けたい菜」にして味噌と酒とほんだしで味付けし炒め煮にしてごま油で香り付けすると「煮菜」になります。
ちなみに煮菜は通年でも普通に出回っている青菜やチンゲン菜などで作っても美味しくいただけます。その際は、軽く湯通しする程度でいいので下茹でしておくと「青臭さ」が少なくなりますよ。
ここの所、ラーメンだのジャンクフードみたいなのばかり食べていたので、野菜が食べたいと思っていた所でしたので、久し振りに作ってみました。次は「切り干し大根」にしよっかなあ、なんて。
おめえ美味えなあ~おらなんかワクワクしてきたぞ!
それじゃ!
※ 5月29日に追記。
セリの油炒め、茎どころか葉の部分まで固くて食べられたものじゃありませんでした。消化不良を起こすと悪いので全部捨てました。
セリの旬は4月一杯くらいで終わりらしく、この時期のセリは固くて食べられた物じゃないらしいです。なんで売っていたんだろう…
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