せっかくフルレストアしたNチビのカウルを割ってしまった!
このネタは過去にも今までやっていたこちらのブログでも記事にした事があったんだけでど、久し振りに「やらかしてしまった」ので、記事にしてみました。バイクのカウルの割れは、程度にもよりますが実は安く簡単に自分で修理出来ます!
そう、上の画像の通りに「NSR」こと「Nチビ」のカウルを、ちょっとした事で何かに引っ掛けて折ってしまったのですよ。
バイクのカウルの素材は、大体「ABS樹脂」。これを安く確実に直すには?実は過去にも葛藤しつつ実践した記事を書いていたので、今回は簡単でしたよ♪
ABS樹脂は「アセトン」で「溶接」出来る!!
この「アセトン」って言うのは、要は一昔前の「マニキュア除光液」ですね。匂いがまんま「マニキュア除光液」です。(笑)

「なら、100均ショップでマニキュア除光液買ってくれば良いじゃん!」って思ったのですが、元美容関係の仕事についていた娘曰く、「最近の除光液はノンアセトンが多いよ!」
・・・ってな訳で、「100円ショップで済ませられるじゃ~ん!」って思惑は崩れたけど、ネット通販で買っても高くは無いです。
高くはないですが、500mlを買ってしまって、大半を【持て余して困っている」僕の感想からすれば、このサイズが適当かと。(笑)
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レースやっている方とかには、新品タイヤの表面の油を拭い落とすのに欠かせない溶剤らしいですけどね。
まあ、そんなアセトンを使ってのカウル補修。まずは割れ目をきっちりと合わせて洗濯ばさみで固定。

うまい具合に割れ目を合わせてクリップで固定出来たら、スポイドでアセトンを割れ目に少しずづ流し込みます。

注入する量は、ほんの少しずつ。割れ目に潤いを与えるくらいの気持ちで。表面に溢れたら、濡れたタオルなどでチョンチョン、って拭いてあげましょう。
直ぐに割れ目から白濁して溶け出したABS樹脂が滲んで来たら成功です。改めて割れ目が綺麗に合わさっているか、クリップで調整して最低でも半日は放置して固まるのを待ちます。
ここまでやれば、そこそこ溶接されている筈なのですが、一応と「プラリペア」を使って補強しておきましょう!

裏からもキッチリとプラリペアで補強しておきます。

バッチリとくっ付きました。強度も問題は無いでしょう。

バッチリと溶接完了ですが、見た目が悪いので表面だけ軽くサンドペーパーで荒削りし、タッチペンでペタペタ。僕は適当な性格なのでこれでオッケーとしますが。(笑)

気になる方は、更に薄くパテを盛り直しては番手を変えながらサンドペーパーで研ぎ、塗装に拘るのも楽しいかも。
バイクのカウルを安く補修する為には「アセトン」が使えるよ!!って記事でした。ABS樹脂製品が割れて困っている人向けの、ニッチな記事でした。(笑)
それじゃ!!
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