今日は4連休二日目、嫁さんを温泉でのんびりさせてあげようと西会津でラーメン食べた後で金山町の「大塩温泉 共同浴場」に来てみました。
新潟と福島の県境に有る西会津から新潟の魚沼に抜ける国道252号線沿いに有ります。
このルートはバイクでちょこっと日帰りツーリングで会津方面に行く際は良くプランに組み込むルートなので何度も通った事が有りまして、ずっと気になっていたので訪問してみることに。
2011年の「新潟福島豪雨」で水害に遭い、2015年に綺麗にリニューアルオープンしたんだとか。その時の様子が地元メディアの素敵な記事になっておりました。
そんなドラマが有ったとはつゆ知らず。まだ新しいので建物が綺麗で掃除も行き届いており清潔感が溢れます。
入って直ぐの玄関でスリッパに履き替え、階段を降りていくと受付があるので、そちらで利用料を払うのですが大人でもたったの300円!
隠れて見えませんが、カウンターの向こうには笑顔が素敵な小さなおばあちゃんがニコニコしながら受付をしてくれます。
地元の方々が協力し合って、この奇跡の温泉を維持されているんですね。元々が地元の方の為の共同浴場、心してマナー良く利用させて頂きましょう!
先客が2名ほど地元の方がいらっしゃいましたが、入れ替わりに出ていかれたのでシャッターチャンスw
炭酸泉で身体に泡が付きまくる、って話でしたが体を入念に洗ってから入浴したせいか?そんな事は無かったです。
ただ、鉄の匂いがして舐めるとしょっぱいお湯です。よく見ると外に露天風呂が有ったので早速入ってみましたが、露天は更に温めでしてお湯も内湯より赤く鉄分が多い様子。
ぶっちゃけ新潟の冬の名物詩の「消雪パイプ」から出てくる地下水に浸かっている感じ。(笑)
でも関東から来たというバイク乗りの兄さんは気持ちよさそうに声を漏らして入って居たので消雪パイプが有る地方の人間限定の感想なのかな?(笑)
然しながら鉄臭い匂いは別として泉質自体は「ぬる湯」で肌触りもとってもいい湯だし、何と言っても「只見川」を見ながらの入浴は景色も最高です!
「ぬる湯」だけどじわじわと温まり、全身の筋肉がほぐれて行く様子がわかる様で、時間を掛けてゆ~っくり入りたいですね。😊
その後はその兄さんとバイク談義をしながら、「露天に入っている所を写真に収めたいんですが、シャッター押してくれませんか?」と頼まれたので快く了承。
2人しか居なかったので良かったですが、オッサン二人でスマホ片手にタ○をぶらつかせながら写真を撮ってキャッキャ言っている光景は第三者が居て目撃されたら「ウホッな奴ら」と思われても仕方がなかったかも知れません。(爆)
「気をつけて良い旅を!」と兄さんと別れて風呂を上がり、受付のおばちゃんに「とっても良い湯でした」と挨拶し、その後は直ぐ近くにある「大塩天然炭酸水炭酸場」へ。
戦国時代にはお城が有ったみたいです。
天然の炭酸水が湧いていて、汲んで帰る人も多数居ます。
昔は井戸が使えたらしいですが、新潟から来た人が転落して亡くなった事故が有ったそうで、今はフェンスで覆われています。
なのでこちらから持参したペットボトルに汲みました。
なんかテレビの「鉄腕ダッシュ」でTOKIOとも縁が有るみたいです。
ペットボトルに汲んで帰りましたが、飲んでみるとたしかにシュワシュワッとしますが弱炭酸かな?昔はもっと強かったんだとか。早速帰ってきて焼酎を割って飲んでみましたが、ウィスキーの方が合いますね。
更にその後はまたまた気になっていた「河井継之助記念館」に行って、少し歴史のお勉強。興味無かったんですが越後の偉人だし、この人無しでは三条市から只見町に抜ける「八十里越」は語れないよな、とお勉強です。(笑)
平和を愛する、優しくて強くて凄い人だったんですね。
司馬遼太郎が立った、と言われる場所で同じ景色を見たんだが、電線がすっごく邪魔でしたw
河井継之助の息を引き取る直前までの様子や言葉も記録されており、この方の生き様とかを知り、もっと知りたいと思わせる施設でした。行って良かったです。
今日も一日良い日となりました!😊
住所 | 福島県大沼郡金山町大塩休場3103−1 |
TEL | 0241-54-2855 |
営業時間 | 4月~10月:7:30~21:00 11月~3月:8:30~20:00 |
駐車場 | 5台 |
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