妙高市 杉村屋　旧新井市の手打ち中華そばの名店。

長野までのドライブの帰り道、上越辺りで「ラーメンもう一杯くらいならイケるかな？」と思って、未だ行ったことのないお店を物色してみる。

そして思い出したのがこちら。昭和30年創業の老舗とのことで、以前からお店の名前は知っていたので一回行ってみたかった。手打ち中華の「杉村屋」さん。

新井市街の細い小路を入ったところにある、味のある佇まいのお店です。お店脇に３台くらい停められる駐車スペースが有ります。暖簾をくぐると、そこは昭和。

杉村屋 店内。

奥の小上がりは、お客さんが居ない時は店主さんの休憩スペースも兼ねているようです。

杉村屋 メニュー。

お腹の空きスペースが心配なので、シンプルに「中華そば」600円を。

店主さんの娘さんでしょうか？妙齢のやけに色っぼい美魔女さんが冷たい麦茶を持って注文を取りに来てくれました。そのギャップにちとソワソワ。（爆）

程なくして中華そば登場。蓮華は付いてこないので注意。

杉村屋 中華そば。

想像以上に麺がムッツリと沢山入ってます。食べ切れるかと少し不安がよぎる。結構とボリューム有るなー。

スープはあっさりなんだけどしっかりとしたコクもあって、最後まで飽きないで食べさせる力があります。動物系主体なんだけど、徹底してアクを取り除いたような感じ。

手打ちの不揃いな麺の触感が楽しい。

特筆すべきはこの麺。子供の頃から「手打ち麺」と言うと、こんな感じの縮れと太さが不揃いでデコボコとした食感が楽しいものだと思ってた。

最近は「自家製麺」のお店でも機械でやるので、こういう青竹で打って手で伸して、包丁で手切りして揉んだ手打ち麺は珍しいです。

栃木の佐野ラーメンはそれをウリにしてますけどね。こういう麺、大好きです。

「食べきれるだろうか？」なんて心配も杞憂だったようで、麺の食感を楽しんでいる内に食べきっちゃいました。お腹が空いていたら、きっともっと美味しかっただろうな。

良いお店です！美味しかったです、ご馳走様でした！！