福島県は喜多方市の名店、「あべ食堂」さんが8月いっぱいで閉店するとの話が舞い込んで来まして、これは相当な衝撃でした。
「あべ食堂」さんと言えば喜多方ラーメンの「元祖御三家」に次いで殿堂入りしているほどの超絶有名店。そのネームバリューだけでも相当なお店です。
そのお店が今月いっぱいで営業を辞める、ってんで行って来ました。場所は喜多方でおいらが一番好きな「まこと食堂」からも歩いていける、直ぐ近くです。
本当は先週末も計画を立てていたんだけど、このご時世だからどうかと悩んで辞めたんですが、密な行列状態で並ぶのが嫌なら「開店狙い」ならばどうだろう?
そんな感じで朝の4時前に自宅を出発です。
ナビの通りに順当に行けば開店前の6時には到着するでしょうし、早朝だからもっと早く着くだろうと思ったんですが、なんせ超絶有名店が閉店する月の最終週末だったので、「安田」から高速道路に乗りました。(笑)
その読みが正解!5時20分頃に着いたんですがお店の前には既に四名ほどが座り込んでました。
おいらも車を駐車場に入れて並びます。開店まで一時間半強ですが、先の見えない密な並びには並びたく無かったもんで。
おいらが並びに着いてから10分後の5時半には後続10人追加。後から後から続々とお客さんがやって来ます。
6時には駐車場が満車。それでも何処かに車を停めて来たお客さんが続々と集まって来て、開店5分前には並びは軽く60人は居たんじゃないかな。
お店のおばちゃんたちが続々と出勤して来て、並びのお客さんに挨拶をして行きます。お客さんも地元の方が大多数のようです。ホント後から後からお客さんが絶えません。
そしてようやく開店!席に通してくれましたが相席はさせない方針のようでして、ゆったり出来ました。
メニューは通常ならこの通りなんですが、閉店モードなので「チャーシューメン」は封印。「中華そば」とそれの大盛のみの提供です。
以前にも来たことは有ったのですが、最近のネットでの呪文?流行りに習って「麺硬め油少し多め」で頼んでみました。
程なくして到着。ラスト「あべ食堂」。
スープ美味いです!
美味いとは言ってもぶっちゃけ言うと何処にでもありそうだけど、なかなか無い「美味しい町の食堂のラーメン」だよね!って感じなんです。だが、それが良い!
そんな素朴だけど「普通に美味しい」お店ばかりがしのぎを削っているのが喜多方ラーメンの良さなんです、奇をてらったのが食べたいラヲタは寄せ付けない、そんな本物で素朴な原点と言えるべきラーメンの町。それが喜多方市なんだと思います。
「麺硬め」で頼んで失敗したかな、と思ったんだけどやはりお店がデフォで出す状態が「この状態が一番美味しいよ!」ってお店オススメの状態なんだと思いました。
「麺硬め」はそのお店を知り尽くした食べ慣れた常連さんしか頼んじゃいけませんね。(笑)
失敗から学びました、初めてのお店で「通」ぶるのはもう辞めます😅、個人の好みですが硬い小麦の風味が強くて麺の美味しさが半減に感じました(笑)
ラスト「あべ食堂」、とっても美味しかったです!
最後にお土産ラーメンも買ったのですが、こちらはこれからも生産・販売はするらしい。
帰る頃にはこの行列。元々行列店でしたが、この日は更に凄かったです。
その行列は駐車場まで伸びていて、最後尾は駐車場内でとぐろを巻いていました、今迄どんだけ愛されて居たんだろう・・・(;_;)
とっても美味しかったです!😆
60年間、どうもお疲れさまでした!😊
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