仕事中にラジオで元F1ドライバーのニキ・ラウダ氏が急逝したとのニュースを聞いてビックリしました。
正直、僕の中では「ニキ・ラウダ」氏がヒーローだったのは小学生5~6年生の頃の、時代は「スーパーカーブーム」真っ盛りな1978年頃だったのでぶっちゃけ
「未だ生きていたのか!」と一瞬思ったのですが御年を聞いて更にビックリ、まだ70歳だったのですね。享年70歳だったそうで、意外や若かった事にビックリしました。
だって今から40年以上も前ですからね。正直とっくの昔に超おじいちゃんになっていたかと思っていましたものですから、ホント申し訳ないです。中学生になった頃から頭の中はバイクの事で一杯になってしまって、四輪のモータースポーツとかは一切興味が無くなってしまっていたのです。
ニキ・ラウダと言えば真紅のフェラーリ!
一瞬しかF1に興味が無かった小学生だった僕にとってのニキ・ラウダのイメージは「フェラーリ」しか無いのですよね。
ジェームス・ハントと最大のライバルであり、最高の親友だった、ってのは知ってましたが、今回改めて色々と調べたら「少年時代に判らなかった事」がジャンジャン出てきました。
僕が少年時代に判っていたことは、1976年にクラッシュ・炎上したマシンから救出されたものの全身大火傷をおい、生死の境を彷徨うほどの重症だったにもかかわらず、たった2戦レースを欠場しただけでレースに再復帰。
イメージとして顔の半分近くが火傷の痕で耳もほとんど無く溶けかかった記憶が有ったのですが、何度かに渡って整形手術もしていたのでしょうね、晩年の写真は普通のおじいちゃんの顔に見えます。
普通は「死んだ」とも思われる事故からの復帰、トラウマになってアクセルもろくに踏めなくなると思うのだが、なんとその後はチャンピオンの座を奪回、2度も維持したという不屈の不死鳥なのです。しかし、ウィキペディアの「エピソード」の欄を読むと、やはり彼も生身の人間だったようです。
記事を書くにあたって嘘を書いてはいけないので、色々と調べたり読んだりしているのですが、改めて凄い人だったんだなあ。と胸が熱くなります。
男だったら、こういう生き方憧れちゃいますよねえ。
天国で先に逝ったジェームス・ハントやロニー・ピーターソンと再会し、楽しく過ごして頂きたいものです。心よりご冥福をお祈り致します。
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