「どさん子ラーメン」チェーン店ながら、35年前から大人気店!
正式名称は札幌ラーメン どさん子 白根8号店 って言うんですね。
略して「白どさ」と呼ぶそうです。
今でこそ廃れてしまって久しい「どさん子ラーメン」ですが、おいらが小学生当時の1970年台に猛威を振るい「札幌ラーメン」って言葉と共に「味噌ラーメン」を広めた功績はすごいと思います。
まあ、同業他社でも「どさん娘」とか有りましたし、全国的に「味噌ラーメンブーム」が巻き起こったていたのはボンヤリと記憶しております、そんな時代の流行店、ってイメージですかね。
「白根どさん子」を知ったのは、35年前。
「ゆで卵が丸ごと入っているんだよ!」って口コミを聞いて行ったんだけど、その事以外は「普通のどさん子」で、何が良いのかさっぱり判らなかった。
インターネットも携帯電話も無い時代だたし、勿論「新潟ラーメン食べ歩き」なんて本も発行されていなかった。食べ歩きの情報源は全て「口コミ」だった。
だからこそ味覚の合わない人の情報を信じて遠路訪ねては理想を外す事は多々あった時代だ。だからこそ「食べ歩き」が面白い時代であったのかもしれないけど。
そんな中でもこちらのお店は「口コミ情報」に過度に期待していたせいか、「なんだ、普通のどさん子じゃん。」とがっかりしたお店だった。
その後、数度行くことはあったけど二度と近寄ることは無かった。
「白どさ」、時を越えて最近は良く行ってます!
なんでだろー!(笑)
それはきっと、「今も変わらずやっていてくれてありがとー!」って気持ちが凄いあるんじゃないかな。
それと変わらぬ「安さ」かな?お値段の割にボリューム有るし、安さも味も「あの頃」に戻れる気がする。 そんな訳で「味噌バター」610円。
「今日はあっつあつ!」でした。なんで「今日はあっつあつ!」なのかと言うと、注文を受けたら10人分のオーダーが溜まってから作り始めるのです。(笑)
なので、普段は運が悪いと最高に「ぬるい」。冬場なんて本当にぬるい。(笑)
普通のお店だったら非常識な気もするのですが、それを許せるのは何故かそれでも何故か人気店なのと「安い」からかもしれません。
それ以上に、その「安さ」の割には豚コマ肉もどっさり入っているし、野菜が高騰している時代でも同じ値段でケチらずに野菜どっさり。
昭和から平成、令和と不況もバブルも知っている歴史ある店だけど、いつの時代でもずっと庶民的な値段で
「野菜も肉もどっさりな味噌ラーメン+ゆで卵一個乗せ」
この心意気と愛情が丼一杯に詰め込まれているのが判るお客さんで、今も変わらず大繁盛しているのかもしれない。
今日も美味しかったです、ご馳走さまでした!!
PS:
ちなみにこちらはラーメンに以上に「餃子」が人気です。冷凍生餃子でもお持ち帰りが出来るみたいで、券売機にも「餃子お持ち帰り」券のボタンが有ります。こちらもメッチャオススメですよ!
コメント