今日は前から頭の隅に引っかかって気になっていたこちらのお店へ。今時のラーメンも良いけど、やっぱり昔ながらの町の人気食堂のラーメンが食べたくてやって来ました、魚沼市!旧小出町ですね。
県立小出病院の前に有ります、創業昭和29年の超老舗、「丸川屋」さんです。
新潟はラーメン王国と呼ばれて久しいですが、魚沼地方もかなりのラーメン激戦区。そんな魚沼で超老舗で「美味い」と評判のお店だったので、これは一回行ってみたいと思っていたのでした。
開店は十時半との事。到着したのが11時25分くらいだったので既に混んでいるかな、と思って行ったら、小出病院の前の住宅街にポツン、とありまして。「空いていそうだな♪」なんて近づいたら、店内から賑やかな話し声がw
戸をガラガラと開けて店内に入ると、お客さんは8分の入りです。席が空いててよかった!(笑)
前客のドンブリや食器が置いてあるカウンターに座り、「チャーシューメン 950円」を注文します。
厨房はまるで戦場の様子。老夫婦と若夫婦の四人でテキパキとお店を回している様子が気持ち良いです!若女将がお冷を持ってきてくれ、前客の丼を下げカウンターをテキパキと拭いていってくれました。
老夫婦というのが失礼な位に親方ご夫婦も年を感じさせない動きでテキパキと仕事をされております。てか、まだ第一線の現役バリバリで次から次へとラーメンを作って行きます、その後ろで大女将さんが天ぷらなど揚げ物をテキパキとこなす姿は素晴らしいの一言です!
丁度タイミング的に店内のお客さんが一巡した所だったらしく、おいらより先客の注文がまだまだ有ったので少々待たされましたが、苦になるどころか仕事ぶりが見事でウットリ見ている内にチャーシューメンの登場です!
ナルトじゃなくてカマボコ。だが、それが良い!なんか凄くホッとして心温まるビジュアル。
適度に油の浮いた醤油スープは豚骨鶏ガラや魚介や野菜からの出汁に合わせてスープで煮込んだ肉の旨味も。昔ながらの正統派醤油ラーメンで、スープを飲み始めると止まりません!
チャーシューはトロトロの一歩手前まで煮込まれたものでバラの部分と肩ロースの部分の混在で、部位の違いならではの味や食感の違いが楽しめて嬉しいですね。
麺は自家製の玉子麺で、茹では柔めと思いきやしっかりと芯が有って伸びにくい絶妙な舌触りの美味しい麺です。普通盛りでも他店に比べたら多めの量なんだけど、もっと多めに食べたい人には麺1.5玉の「中盛」が普通盛りと同じ値段で食べられます!
太っ腹なサービスですが、お店の好意なので食べきる自信がない方は注文しないように!
「昔ながらの美味しい一杯」なんだけど、こういうのが一番食べ飽きなくて良いんだよなあ。メチャクチャ美味しかったです、「近くに有ったらなあ」って思っちゃうお店ですね。
他のお客さんの注文もラーメン類や蕎麦類、丼ものとまんべんなく出ていたので「何を食べても美味しいお店」決定ですね!
機会が有ったらまた行きたいお店です、ご馳走様でした!!😆
住所 | 新潟県魚沼市日渡新田40 |
---|---|
TEL | 025-792-0260 |
営業時間 | 10時30分~20時 |
定休日 | 水曜 |
席数 | 22席 |
駐車場 | 基本、無いけどどうにでもなりそうな立地 |
お店を出ると目の前にはこんな景色が!
冬が厳しい分、美しい自然と美味しい食べ物には恵まれてますね。魚沼は良い所だと思いました!
帰りは須原から栃尾に抜ける「石峠」を通りましたが、こんなんでしたよw これでも随分と雪は減ったんだろうな。
それでも今日は天気もよく、立春も過ぎたせいか春の足音が聞こえてきそうな一日でした。😊
コメント