西方の湯

西方の湯

この日は阿賀野市までラーメンを食べに行ったついでに流れ流れて、ずっと前から気になっていた胎内市の「西方の湯」に行ってみました。

この前は今までに数えきれないくらい通った事が有って、その怪しい佇まいから自分には一生無縁なところだと思っていたのだが、この歳になって好奇心が抑えられなくなって行って来ました!(爆)

その名も、越後の里親鸞聖人 「西方の湯」です。胎内市の国道345号線沿いに有るあの「でっかい仏像の有る怪しい建物」と言えば分かる人も多いはず。

胎内市 西方の湯
ここですよ、ここ!(笑)

「あんげとこ、行くやつ居るんか?」なんて昔から仲間内で話題になる事はありましたが、まさか自分が行く事になろうとはw 好奇心が抑えられない性分なもので!(笑)

っていうか、最近は温泉も好きで「食べ歩きとセット」で行ったりするのだが、今日もそんな感じ。だったら以前より気になっていたこちらに行ってみようかと。実は見た目の怪しさとは裏腹に泉質はめっちゃクセになる良いお湯らしいのです!

常に参考にしているブログさんでも紹介していたので勇気を出して行って来ました!

今回の記事はかなり写真多めです♪

新潟県 胎内市 越後の里親鸞聖人 西方の湯

思い切って玄関を入ります。ビビって来た割にはしっかりマイタオル持参なんですけどね。(笑)

胎内市 西方の湯

泉質自体は地層に閉じ込められた太古の海水が地熱で熱せられたものなので、「松之山温泉」に似ているのかな?

受付でお母さんに入湯料の500円を払いお風呂の場所を聞くんだが、「直ぐお風呂に行くなら此処を真っすぐ行った右側ですよ」と教えてくれるんだが、「直ぐ行くなら」って何?直ぐに行かないで寄り道する所でも有るの?と聞きたかったが止めましたw

まあ、直後に意味が分かりましたが。展示物?放置品?片付けてない?色んなものが通路の両側に置い置いて有ります。それこそガラクタから「これって結構と値が張るんじゃね?」みたいな物まで。まるで博物館のようですw

入って直ぐ。とにかく広いです。突き当たるまで50メートル以上は有るんじゃないかな。

昔はうどんやそばなど提供していたと思われる広い厨房。

間違った事を書くのも嫌なので色々と調べながら記事を書いていますが、オープンは2000年との事で、意外や最近という印象。(笑)

とにかく広くて廊下が長く、色んな物が置いてある上に電気が点いて無い所が多いので、オバケでも出そうな雰囲気でして、正に「生きた廃墟」って感じが凄い。

固定資産税とかいくらなんだろ?どうやって払っているんだろう?とか貧乏人らしい心配が頭を過ります。「お寺」ってくくりで無課税なんだろうか?

いきなり奥の一角の部屋で洗濯物が干してあるし。時々垣間見える生活臭が逆にゾクゾク来ますw

廃墟みたいな割にはそこそこ掃除が行き届いているようで余計に「生きている廃墟」みたいで凄みがあります、どんな凄みかは行けば分かりますが。(笑)

そして、肝心のお風呂です!

胎内市 西方の湯

こんな所なので(失礼!)絶対に貸切状態だと思っていたので浴室を撮影しようとスマホを持って戸を開けたら、意外や2名も先客が居てビックリです!(慌てて戸を閉めました、ごめんなさい!)

その後も後客が2人来て、自分も含めて5名にもなりました。意外や人気のスポット?の様です。他のお客さんもいたので撮影は脱衣場どまり。

胎内市 西方の湯

そんな訳で浴室の写真は撮れなかったので、他のサイト様を参考にしてみて下さいね!

番号が不揃いな、どこかの払い下げっぽいロッカーが素敵w

中に入ると、洗い場で胡坐をかいて瞑想しているようなおじいさんが一人と、ローマ彫刻の銅像のように腰に手を当てて仁王立ちしているお父さんのお二方がいらっしゃいました。(このお二人、おいらが入って出るまでずっと彫刻のようにじっとしてました。手練れの常連でしょうか?(笑)

クセは有るが泉質がマニアには素晴らしいので半日かけて楽しむ猛者も居るみたいです。

洗い場はシャンプーもボディソープも完備。

体を洗い終えて入浴しますが、お湯は茶色で湯の花が沢山で見た目は地下水みたい。匂いはネットで調べた事前情報ほど臭くはないと思いました、昔と事情が違うようです。俺は全然平気かな!

ただ、けっこう熱いです!熱いですが野沢温泉に比べればまだまだ平気ですね、首まで浸かって慣れるとじんわりと凄く良い湯で、長く入ってられそうな錯覚に陥りますがぶっ倒れてもアレなので、そこそこに温まって出ることに。

着替えていると、また一人お客さんが入って来ました、結構とお客さんが来るものなんですね!直ぐ近くに在る「塩の湯温泉」が現在リニューアルに伴い8月いっぱい位まで休館なので、泉質の似ているこちらに来るお客さんが多いのかもしれません。

胎内市 西方の湯

なんか良くわかんないけど、所有者は「JX石油(簡単に言うとエネオス)」なんですね。石油を掘った時の副産物らしいです。

で、運営は「越後の里親鸞聖人」と言う浄土真宗のお寺さんですね。ネットで「宗教団体」だの「カルト」だの書かれていましたが、普通に「真宗大谷派」の様です、家のお寺と同じだ。

「百聞は一見に如かず」、勇気を振り絞って行ってみたらメッチャ良いお湯でした!7月になると「露天風呂」も解放されるらしいです。

なんとこちらは「素泊まり」が出来るらしく、宿泊した人のHP記事を見つけました。(笑)

さらに調べていくと、経営者の佐々木さんとの貴重な会話を記した記事を発見!なんかジン、と来ましたよ。佐々木さん凄い人ですね!少し感動しちゃいましたよ。

なんか先入観や偏見が吹っ飛んだ感じです、また機会があったら行ってみたいと思いました!😊

とっても良い湯でしたよ!!😆

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