山形も新潟や福島に負けずにラーメンのレベルがメッチャ高い!米沢ラーメンの次は酒田ラーメンの「満月本店」を紹介したいと思います。
「満月本店」 山形県酒田市
主観ですが、色々下調べ&食べ歩きブロガー仲間からの情報で「満月だけは行っておけ!」との事だったので、まずはこちらへ。

ぶっちゃけ「酒田ラーメン」のルーツを語れるほど通い詰めてないし、そこまでラヲタでもないので詳細が知りたい方はこちらを読んでみて下さい。
簡単に要約すると「酒田ラーメン」の本流は「三日月軒」と言うお店らしく、こちらからの流れで分派した「月系」と言って、屋号に「月」の文字が入るお店が多いのだとか。その中でも筆頭なのがこちら「満月」さんなのだそうです。
ちなみにこちらのお店に開店前に着いた時の注意点!
お店の玄関前に雪国ならではの「風除け室」があるのですが、こちらの待機スペースの鍵は開店30分くらい前から既に空いてます。
ここに受付用紙があるので、早く着いたら必ずこちらに名前を書いておきましょう、必ずです!

これに気づかないでいると、せっかく一番乗りしたとしても後から来た、勝手が判っている人達に順番を飛ばされてしまう恐れ有りですので注意しましょう!初めての方は要注意ポイントなのでお忘れなく。
ちなみに開店と同時にお客をギュウギュウと詰め込む接客ではなく、あくまでもお客さん本位でゆとり有る席案内が嬉しいです。相席とかさせません。きめ細かな心遣いのある優しくて上品な接客が凄く嬉しいです。

特徴としては煮干しやアゴ出汁・煮干しから取ったあっさり淡麗系の醤油味スープが基本。何と言っても一番の特徴は極薄でチュロロン、っと淡雪の様な口溶けのワンタンでしょう!ワンタン美味いです、これを食べると仙人のように長生き出来そうな気がするほど。(霞かよ!)

ワンタン麺とチャーシューワンタンメンを頼みました。


まるでシルクのような舌触りのワンタンに、あっさりとしてスッキリながらも煮干しと昆布の出汁がキッチリ出ていてコクのあるスープ。そこに多加水の自家製麺。細麺でいて適度な縮れもあり、上質なスープを纏い口の中に滑り込んできます。
これは美味いです。米沢と言い、この酒田のラーメンと言い、山形のラーメンはレベルが高いです。美味しかったですよ!
TEL0234-22-0166
営業時間11:00~16:30
不定休
50席 (カウンター6、テーブル12、座敷32)
全席禁煙(外に喫煙所あり)
駐車場40台 近隣に散在
ケンちゃんラーメン酒田本店 はインパクトありすぎ!
さてさて、次は同じ酒田ラーメンでもガツン、と来る系。その代表格がこちら、「 ケンちゃんラーメン酒田本店 」。「月系」に比べるとあまりの凶暴さに同じ酒田ラーメンとは思えませんが、今時のラーメン事情を鑑みると正常進化なのでしょう。(笑)

こちらもご多分に漏れず大人気店です!ですが意外と回転が早いのか?写真の待ちから15分後には着席出来、更にその5分後にはラーメンに有りつけました。

席に着く前に店内で待ちながらメニューを見ます。シンプルなメニューで潔さを感じるほど。しかし、よくよく見ると中華そばに「小盛・普通・大盛り」とあります。
観察していると、席に付いたガタイの良い男性たちがこぞって「小盛り」で頼んでいるのを見て心の危険信号が灯り、慌てて並んでいる内にググる!
その間にカウンター席に案内され、注文を取りに来られる直前に判ったのが、こちらは「小盛りで麺量が200グラム!」(普通の店なら150~175g)。「普通」で頼むと300gで、「大盛り」で頼むと400gなんだそう。ググって良かった!
ギリギリ注文に間に合い、「小盛り」を「油多め」で注文。

ついつい「油多め」で頼んでしまうのは、「燕三条人」の悪い癖かも。(笑)
でも、ついつい頼んでしまうのです。でも、燕三条系背脂ラーメンで「油多め」って頼むと、ザルで漉した細かい背脂の粒子が掛かってくるのですが・・・

油が脂身の塊そのまま入ってくるとは思わなかった。(笑) ブレてしまって写真写りは悪いのですが、麺は極縮れ麺の太麺でこんな感じ。スープを良く持ち上げてきます。

チャーシューは柔らかい「バラ肉チャーシュー」が一枚と、噛みごたえの有る「もも肉チャーシュー」が一枚と、計二枚。
食べ進めていくほどにしょっぱい感じのスープでしたが美味しかったです!ちなみにスープも薄口と濃い口が選べるみたいですが、やはり県外から来た観光客としては「土地の味」を知りたいので、デフォのノーマルで注文したいですね。
こちらもとっても美味しかったです!ご馳走さまでした。
電話:0234-33-3012
住所:山形県酒田市ゆたか1-6-1
定休日:不定休(一概に言えませんが月曜日が多いようです)
営業時間:11:00~14:00
酒田に来たら、ここは見ておこう!観光ポイント
酒田市は、色んなドラマや映画のロケ地になっていますが、僕がラーメン食べ歩きのついでにどうしても行ってみたかったのがこちら。
映画「おくりびと」のロケ地。

今から12年前の夏の8月の間に僕の実父と嫁の父親が示し合わすように他界しまして。
あの夏は激動の一ヶ月で、7キロ痩せるほど憔悴しきって居たんだったなぁ。とてもじゃないが体も心も崩壊しそうだったので、我慢は体に悪いのでリリースされたばかりのこの映画、とてもじゃないが映画館でなんて(人前で)見れないのでDVDを買って、家で涙が枯れるまで何回も何回も観たんだっけ。
そんな思い出の映画ですが、今見ても凄く良い映画です。なので一回ロケ地を訪ねてみたかったのですよ。

映画の中では「NKエージェント」の事務所ビルです。「NK」=「納棺」w


この後は「山居倉庫」がオススメです!

「山居倉庫」は1893年に庄内藩酒井家が建造したお米の貯蔵倉庫だそうで、現在も一部をJA山形が使用している、現役の米蔵なんだそうです。
「おくりびと」にもロケに使われたそうですが、昭和の時代に生きた人なら知っている?NHKドラマの「おしん」でもロケ地として使われたそうですよ。(僕は観たことが有りませんが。)

以上、如何でしたでしょうか?拙い文章でレポートして来ましたが、少しは皆様の行楽の参考に役立ってたら幸いです。自分が実際に行って良かった所、楽しかった所だけ紹介してみました。
それでは楽しいGWを送って下さい。
それじゃ!
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