愛犬が痒がって、体を掻きむしって辛そうで可愛そう!どうしてあげたら良いの?対処法は?
犬が首や体を掻く事なんて日常的な事なのですが、それとはまた違って明らかに痒がって辛そうに体を掻きむしったり、手足を噛んだりしていませんか?
よく見たら噛んだ手足は噛み過ぎでジュクジュクしていたり、お腹の皮膚が赤くただれていたりしていませんか?それ、もしかして皮膚炎かもしれません。
そんな状態だと見ている方も可愛そうで、一刻も早く直してあげたいですよね。それに皮膚炎を侮ることなかれ。放って置くと重症化して第一可哀想ですし、他の病気も併発する恐れもあります。
迷わずお医者さんに連れて行ってあげて下さい!毛の生え変わりの時期や乾燥しがちな時期に痒がる事もありますが、
妙に毛が抜けて薄くなっている場所があったり、お腹の皮膚が赤くただれていたり、ジットリとしていて臭い場合は直ぐにお医者さんへ連れて行ってあげて下さい!
アレルギー皮膚炎の原因
一般的に多いアレルギー性皮膚炎ですが、 ノミアレルギーと食物アレルギー、そしてアトピー性皮膚炎が挙げられます。
ノミアレルギーの場合は、ノミやダニを撃退するケア商品を使えば解決します。
EU版レボリューション/ストロングホールド(小型犬用/5.1~10kg)
食物アレルギーの場合は個体差によって牛肉が駄目だったり、豚肉が駄目だったり原因となる食品は様々です。
こればかりはお医者さんに見て貰って、アレルギー対応の療法食を出して貰い原因となる食品を突き止めないとですね。人間が食べるような食品はあまり安易にあげない方が良いです。喜ぶんですけどね。(汗)
アトピー性皮膚炎の場合は生まれ持った体質の場合が殆どなので、生後すぐに症状がでる子もいれば、歳を取ってから出る子も居ます。我が家のリンは後者でしたね。前に飼っていたチョッパーもそうでした。
柴犬やレトリバー種はアトピー性皮膚炎が多い
柴犬やレトリバー種は、生まれながらのアトピーが多い犬種なんだそうです。一旦飼い始めた以上は家族も同様なので、常日頃から我が子のようにケアを充分に行い、根気よく治療してあげないとですね。
我が家の場合は、シャンプーもお医者さんからオススメされたシャンプーを買っているのですが、ペットショップなどで購入するとメチャメチャ高い!人間様でもこんなに高いシャンプーなんて使っていないのに。(笑)
なので、僕はネットである程度まとめて購入する事でお安く購入しています。ちなみにお医者様から奨められて使っているのがこちら。
【あす楽】【オーツシャンプー エクストラ 250ml【×2個セット!】】オーツシャンプーエクストラ 犬猫 価格:4,140円 |
お湯で薄めながら一本で柴犬なら四回は洗えましたし、泡切れも良くシャンプーの洗い残しも起きにくいのでオススメです。
何にせよ、前はケチって人間用のシャンプーで洗っていて悪化させてしまい、お医者さんに怒られてオススメされたのですが、このシャンプーを使い始めたら目に見えて皮膚の状況が良くなりました。オススメです!
洗ってあげた後は、出来ればちゃんとドライヤーなどを使って乾かしてあげたいですね。ブラッシングも常日頃からマメにしてあげましょう。家族だもんなー。
アトピー性皮膚炎の犬にステロイド系の薬はNG!
アトピー性皮膚炎として診断され痒みがひどい場合、内服薬としてステロイド剤を出される場合と、ヒスタミン剤が出される場合があります。
ただ、ヒスタミン剤は副作用がほとんど無いのですが、効き目が弱いのです。ステロイド剤は即効性も有り、痒みもすぐに収まるのですが慢性的に投与すると副作用が強くて愛犬の体が心配です。
ステロイドは体が持つ本来の免疫力が損なわれ、様々な病気を引き寄せる原因になります。薬の投与量は犬の体の大きさに比例して多くなるので、副作用がより強くなるのです。
ですので外用薬(軟膏など)にのみステロイドを使い、内服薬にはステロイドは避けるのが最近の治療のトレンドです。
かゆみ止めの内服薬はアポキル錠が良い!?
そこで我が家の愛犬がお医者様から奨められたのが「アポキル錠」。これはステロイドと同じくらいの効き目と即効性がありますが、副作用がかなり少ないのですが、稀に軽い下痢の症状や吐き気がする場合もあるそうなので、その場合は直ぐに服用を辞めてお医者様に相談しましょう。
ただ、この薬は病院で出して貰うとかなり高い!確か一週間分で3,000円以上取られました。気軽に買えるものではありませんね。なので、我が家はネットでお安く買っています。三分の一以下のお値段で買えるのでお得です!
我が家は16mgを買って、同時に購入したピルカッターで三分割したものを与えています。犬の体重別に与える量が違いますので要注意。(下記参照)
<小型犬>
体重3.0~4.4kg アポキル錠3.6mgを0.5錠
体重4.5~5.9kg アポキル錠5.4mgを0.5錠
体重6.0~8.9kg アポキル錠3.6mgを1錠
<中型犬>
体重9.0~13.4kg アポキル錠5.4mgを1錠
体重13.5~19.9kg アポキル錠16mgを0.5錠
体重20.0~26.9kg アポキル錠5.4mgを2錠
大型犬
体重27.0~39.9kg アポキル錠16mgを1錠
体重40.0~54.9kg アポキル錠16mgを1.5錠
体重55.0~80.0kg アポキル錠16mgを2錠
以上、投与する前に必ずお医者さんで診断してもらい、この薬を一旦処方してもらい、獣医さんの指導の元で服用してみて「良い」と判断されてから、購入されて下さい。
そして、毎日常習的に飲ませる薬ではありません。痒がった時だけ一週間投与する、って感じで使用します。痒みが収まったようでしたら、その時点で投与は中止しましょう。とにかく獣医さんの指導の元で与えてくださいね。
それじゃ!
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