NSR50のフルレストアも遂に終了。完成しました!
エンジン・キャブのセッティングも完了、保安部品類の動作確認もしたので、いよいよ外装類を取り付けて完成!までこぎ着けました。
ちなみに68.8ccまでボアアップ、チャンバーはノーマルでエアクリーナーはDAYTONAのパワーフィルター、キャブセッティングはメインジェットを#110にしてドンピシャでした。
ところが一つ問題が!ノーマルのカウルスクリーンが真っ黄色に変色していてまるで使い物になりません。
新品を購入しようにも後期型のスクリーンは見つかるのですが、前期型のスクリーンはまず皆無です。ちなみに今回フルレストアするにあたって悩ましかった問題があります。前期型と後期型とで部品が意外や共通部品として使えないものが少なくないのです。
NSR50は小さな部品一つを取っても前期型と後期型では互換性のない部品が少なくありません。分かりやすい外装(カウル類)は別ですが、例えばガソリンタンクに付くガソリンコック、これは前期型と後期型ではネジ穴の経も違うので互換性が有りません。
フロントフォークのインナーチューブも長さが違ったりするので、部品を発注する時は注意が必要です。その部品自体も希少価値が付いていてメーカーに注文しても既に入らないものも少なくなく、そういう部品はヤフオクやアマゾンで手に入れるしか無いのですが、馬鹿馬鹿しい程に高騰していました。腹が立つやら悲しいやら。
なので今回はカウルスクリーンを自作してみた!
やってみましたが、大型車は難しいでしょうがNチビ程度のスクリーンなら素人の自作でも全然行けるかと。元々オモチャっぽいバイクなので多少下手くそでも違和感ないです。(笑)
ホームセンターから薄めのアクリル板を買って来て(原付なので2ミリ程度で充分かと。あまり厚くても加工が大変ですし。
ノーマルスクリーンから適当でも良いので簡単な型紙を作って、それを元に作りましたが、割と大雑把に大型のハサミかなんかで大体な感じでアクリル板を切り、後は「現物合わせ」で行って大丈夫だと思います。
実際僕も最終的にはカウルのボルト穴に現物合わせでアクリル板にボルト穴を開けながら仮止めし、油性マジックでスクリーンのフォルムをハサミでカットし、最終的な細かい仕上げは取り付けてみてから、業務用カッターで整えました。
その際は結構と危ない作業になりますので手を切ったりしないように力の入れ方など、最新の注意を払って作業して下さい。
結構と良い感じに出来ましたよ?折角なのでスモーク色のアクリル板を選びました。
見るからに「小僧っぽい」感じでなんですが、良いじゃん。バイク乗りなんて「心は永遠の小僧」だし。カッコ良いと思います!(自己満足)
完成!フルレストアでNSR50が生き返りました!
エンジンの吹けも最高だし、超元気で走った感じ車体にも問題なしです!Nチビが喜んでいる気がしました。
そりゃそうだ、農家の納屋で朽ち果てかけていたんだもの。あのバイクをここまで直した俺偉い!(笑)
冗談さておき、本当にバイクに対して気持ちが入りました。今までの作業を積み重ねるにあたりバイク自身とも会話した気もしましたし、どんな機械でも愛情を持って接すると「機械にも魂が宿る」って考えが僕の持論ですので。もう絶対に手放したくありませんね。
本当にバイク乗りで良かった。バイクは楽しいぞう!!
コメント
コメント一覧 (2件)
新blog拝見しました。
おっと!これまた懐かしい
バイク!レストアご苦労様でした。
2ストのバイクが作られなくなって
約20年経過した今、まったく見なく
なりました~あの音を聞くことが
できるのは刈払機くらいなもんです。w
ショットブラストを使うところが
金属加工の町ならではの発想ですね。
junk-landさん、お返事遅くなってごめんなさい!
2スト減りましたよね、スクーターですら今は少ないですね。
会社にある木の屑パレットを切る時に使うチェンソーが2スト
なんですが、ついついフカしちゃいますもん。(笑)
会社にショットブラストの機械があって助かりましたw