今年の鈴鹿8耐になんとカワサキが18年振りのワークス参加を表明!
今年の鈴鹿8耐は熱いぞ~! カワサキがなんと2001年以来、18年振りのワークス参加だそうで。今までも「Team Green」で参戦していたけど、 「Team Green」は表向きはカワサキの従業員が作る、俗に言う「社内チーム」って奴で、会社公認の「部活」みたいなもの。所謂「セミワークス」って奴。
所が今回はカワサキが社運を掛けて勝利を奪うべく、「カワサキワークス」として8耐に殴り込みを掛けて来た。頑張れカワサキ!今年こそ優勝を決めてくれ!!
つうか去年に続けて今年も見に行けない!すっごい悔しいんだけど家でBS11を見ながら応援しているから優勝をもぎ獲ってくれぇえ!!
本気印で8耐に挑むカワサキワークスのライダーはこちら!
毎度おなじみ、鈴鹿8耐でカワサキを支える功労者の1人、レオン・ハスラムだ。あの「ロケット・ロン」の異名をとったロン・ハスラムの息子さんだ。毎年見せてくれる素晴らしい走りは、安定してはいるんだけどその実かなーりアグレッシブな走りは文句のつけようが無い。
第一ライダーは勿論この人。WSBを4連覇したジョナサン・レイだ。流石WSBチャンピオン。難しい鈴鹿のコースをコンスタントに2分5秒前半で危なげなく走れるトップライダーだ。 もの凄く速いんだけど、レオン・ハスラム同様、天才とも思える安定した速さが魅力。
こちらは2018年からカワサキワークス入りしたばかりの若い選手なので、まだまだ未知数な選手なんだけど、初の鈴鹿で6秒台出してますから実力はかなり有る選手かと。ただ転倒が多いみたいだが、今回は3rdライダーなので活躍の場面はどの位あるのか。
そもそも「鈴鹿8耐」ってたま~に聞くけどなんなの?
「鈴鹿8耐」とは?
バイクに興味の無い人には「何それ?」か、良くて「聞いた事はあるけど何それ?」って程度の印象だと思います。
わかり易い物に例えるとしたら、バイク乗りの「紅白歌合戦」みたいなものか?いやいや、音楽好きに例えたら「フジロック」みたいなものです。
実際、毎年「フジロック」とほぼ同じ日程で三重県の「鈴鹿サーキット」で行われています!
ルマン・24時間も含む 世界選手権の耐久レースの最終戦が、日本で行われる「鈴鹿8時間耐久オートバイレース」なのです。「凄いお祭り」なのです!
午前11時30分にスタートして、8時間後の午後7時30分にゴールする、属に言う「耐久レース」なんですが、ライダーが3人交代で走るのです。ちなみに昔は2人でしたが、あまりにも過酷でまるで「人生の縮図」みたいなドラマチックなレースなんです。
鈴鹿8耐は年に一度の真夏のお祭りなのだ!!
結局、これに尽きますね。要は年に一度の感動的な「お祭り」なんです。2015年は「長年の鈴鹿8耐ファン」で、一回行来たかったんだ!」って、「キアヌ・リーブス」がノーギャラで来てくれたのは記憶に新しいです。美味しい食べ物の屋台も沢山出てるし、暑さに耐えられなくなったらプールも有るし、鈴鹿8耐最高!なのです。
「ピットウォーク券」を買うと決められた時間にピットを見物できます。これがまた楽しい!選手にサインを貰ったり、レースクイーンの写真を撮ったり出来る、楽しい時間です。ちなみに前夜祭のピットウォークに限ってはチケットを買わなくとも入れますよ。
このレースを初めて見に行ったのは1983年の高校3年生の夏ですね。親父が経営していた会社が計画倒産に巻き込まれて倒産。家庭の事情が変わってしまい、決めていた筈の進路が380度変わってしまった年でした。(一周回って、しかもあまりズレてねぇじゃねぇか!)
将来を見失ったバイク好きの17歳がこのレースを見て感化されない訳はないですよね。
このレースを見てからというものの。若かった僕は「自分の人生は自分の力で切り開くさあ!」と「バイクのレーサーになるんだ!」って埼玉の工場に勤めたんだけど、そうそう夢なんて簡単に叶うもんじゃないっす。(笑) 当時は浮足立った事ばかり考えていて、熱病に掛かったように夢を見ては空回りしていました。
いつの世も、本当に夢を叶えたかったら「地に足をつけて」、まずは一生懸命稼がないと駄目なんですね。この年になってそんな簡単な事に気がついてしみじみと思うとは情けない。
おっと、ついつい「自分語り」をしてしまってゴメンなさい、歳は取りたく無いね!
まあ、夢は叶わなかったかもしれないけど、いくつになっても夢を見るのは大切なことだと思います。それはどんなに小さな事でもかなわないのです。そもそも小さいとか大きいとか誰にも決められないものだしね。(笑)
そんな訳で、今年も8耐に行けないのが残念やら悔しいやら。旅行資金はプールしていたつもりだったんだけど、仕事用のトラックのエアコン修理に20万くらい掛かりそうなので今年も断念しました。orz
頑張って稼いで、来年は絶対見に行くぞ!それじゃ!!
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